最強の自己啓発本「7つの習慣」本要約(後編)


目次
①第6の習慣 シナジーを創りだす
②第7の習慣 刃を研ぐ
③2つの行動プラン
④まとめと感想


①第6の習慣 シナジーを創りだす

シナジーとは...全体の合計は個々の部分の総和より大きくなる。人間の内面にある最高の力を引き出し1つにまとめ、解き放つ。
原則中心のリーダーシップの真髄であり、子育ての真髄。


シナジーの本質→互いの違いを認め、尊重し自分の強みを伸ばし、弱いところを補う。(違いを尊重する)


例:会議や話し合いなどで、有意義で新しいアイデアがどんどん出てくるような、創造的なコミュニケーションの場となる。
全員が古い脚本を捨て、新しい脚本を書き始める。


シナジー→強い信頼関係から強いシナジーは生まれる。

お互いのモノの見方を尊重し、互いを尊重しあい、どちらのモノの見かたも正しいのかもしれないと思わなければ、自分の条件付けの中にずっとできることになる。
必ずより良い方法、第3の案が存在すると信じ、自分の解釈の限界を超える。
違う意見だからこそ、話し合う価値がある。その違いが大切、と考える。


②第7の習慣 刃を研ぐ

刃を研ぐ→個人の成果を生み出す能力の事。
自分の最大の資産。自分自身の価値を維持し、高めていくための習慣。



・4つの側面



1.肉体的側面
自分の肉体に効果的に気を配り、大切にすること、身体によいものを食べ、十分な休養をとってリラックスし、定期的に運動する。
肉体を鍛えることにより、精神も鍛えられる。


2.精神的側面
核であり、中心。価値観を守り抜こうとする意志。
著者のコヴィーさんの場合は、毎日聖書を読み、祈り、瞑想することが精神の最新再生になっている。

自分の人生を自分で導き、人生の方向、人生の究極の目的を見つめる時間を大事にする。それにより精神が最新再生される。


3.知的側面
学校教育を卒業し、大人になってからも勉強をしたり、本を読んだりして継続的に学び、知性を磨き、広げていく努力をすることが大事。
良質な本を読むことにより、自分のパラダイムが広がり、知性の刃を研ぐことができる。

考えたこと、体験したこと、ひらめき、学んだことを日記につけることは、明確に考え、論理的に証明し、効果的に理解できる能力に影響を与える。


4.社会・情緒的側面
社会的側面と情緒的側面は結び付いている。
情緒とは主に人との関係によって生まれる。
心の安定は、自分自信の内側から生まれる。
頭と心に深く根付いた正確なパラダイムと正しい原則から生まれる。




③2つの行動プラン
1.第6の習慣 シナジーを創りだす
    ↓
自分とは、まるで考え方の違う人を思い浮かべます。その人との違いを土台に、よりよい第3のアイデアを見つけるにはどうすればよいか考え、その人に意見を求め、自分と違う考え方を尊重して耳を傾けてみます。

2.第7の習慣 刃を研ぐ
    ↓
毎週、4つの側面のそれぞれについて「刃を研ぐ」活動を書いて決意し、実行します。結果を見て評価してみます。



④まとめと感想

この本の最後にコヴィーさんはこのようにおっしゃっています。
「正しい原則に従って生きる努力をするほどに、人間は天賦の才を発揮でき、この世に授かった命を余すことなく生きられるのである」
そしてその後に、T・Sエリオット(イギリスの有名な詩人)の言葉を紹介しています。

「探求に終わりはない。全ての探求の最後は初めにいた場所にもどることであり、その場所を初めてしることである」

僕もまだまだ、この「7つの習慣」を完璧に理解できてはいないのですが、現時点の僕の解釈ですが、
「7つの習慣を努力し実践し続けた先に見えるのは、元いた場所でありその頃には価値観(パラダイム)がとんでもなく広がっており、全く違う世界に見える?」みたいな感じなのかな、と思いました。

僕は、何度もこの本を読み、日常で実践していき、原則中心のよりよいパラダイム、生き方を目指していきたいと思います。皆さんもぜひご一緒に、実践し努力し続けましょう。

ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。

そして、著者のスティーブン・Rコヴィーさん。素晴らしい本をありがとうごさいます。

では、次回も頑張りますのでぜひみてください!