最強の自己啓発本「7つの習慣」本要約(前編)


目次
①書籍の紹介
②抜粋ポイント
③行動プラン2つ
④感想


①書籍の紹介

7つの習慣=全世界3000万部 日本国内220万部の普及のベストセラーです。
最強の自己啓発本といっても過言ではないかもしれません。

著者 スティーブンRコヴィー博士が、過去200年の成功に関する書籍を研究し、成功哲学ともいえる原則、原理をまとめた一冊です。

時代が変わっても通用する原理原則を、コヴィーさんがわかりやすく教えてくれます。


②抜粋ポイント

第一の習慣 「主体的である」

主体性=自発的に率先して行動する←これだけでは不十分です

主体性の本当の意味→「自分の人生の責任を引き受けること」
 状況や条件付けのせいにしない。自分の行動は自分の価値観に基づいた自分自身の選択の結果と理解している。

主体的の逆→反応的→人生が条件付けや状況に支配されている。
支配されることを自分で選択してしまっている。
社会的な環境に左右され、人にちやほやされると気分がいい。逆にそうでないと殻をつくって身構える。(文句ばかりいってなにもしない人)(いつも他責思考) 


主体的な人の本質→衝動を抑え価値観に従って行動する能力
深く考えて行動し、自分の内面にある価値観で自分をコントロールできる。

「今の自分があるのは過去の選択の結果」
と理解しておくことが大切です。


率先力を発揮→進んで行動を起こす責任を自覚している
×→押し付けがましい態度 自己中心的

例)いい会社に入りたい
1.関心のある職業の適正試験を受ける
2.その業界の動向を調べる
3.入りたい会社の問題点を探り、解決策を考え、その問題を解決する能力が自分にあることを効果的なプレゼンテーションで売り込む。
    ↑
(ソリューションセリング)ビジネスで成功するために重要なパラダイム(価値観、物の見方、考え方)
      ↑
わかっている人は多くても、本当に自分を率先してそれを実行できる人は少ない。
自分の頭で「どうすれば?なにができるか?」をしっかり考え考えうることを端から端まで実行できる人→主体的な人


第2の習慣 「終わりを思い描くことから始める」

自分の葬儀をイメージ
   ↓
夫、妻、父、母、息子、娘、友人、同僚、...
自分のことをどのように語ってほしいかイメージ
   ↓
自分がどのような人物として見てほしかったのか、どういう功績を憶えておいてほしいのかがわかる。
   ↓
人生における全ての行動を測る尺度、基準として自分の人生の最後を思い描き、それを念頭において今日という一日を始めること。
   ↓
人生が終わることをありありと思い描き、意識することで自分にとっても重要な基準に反しない行動をとり自分の人生のビジョンを有意義な形で実現できる。


「全てのものは2度創られる」という原則

「終わりを思い描くことから始める」←「全てのものは2度創られる」という原則に基づいている
      ↓
全てのものはまず頭のなかで想像され、次に実際形あるものとして想像される。

例)ビジネスを成功させたい

1.何を達成したいのかを明確にする(ターゲットとする市場に投入する製品やサービスを吟味する

2.その目的を達成するために必要な資金、研究開発、生産、マーケティング、人事、設備などのリソースを組織する

3.実行していく

失敗する企業→第一の創造でつまずいている。

人生の全てのことは2度創られる。
      ↓
第1の創造→自分の人生を自分の手で描く
      ↓
第2の創造で主体的な自分ができる



③2つの行動プラン

1.自分や周りの人の言葉を注意深く聞き、
「~でさえあったら」「できない」「~しなければならない」という反応的な言葉を何回使ったり聞いたりしたか数えてみる。

また、自分自身主体的な言葉を使うようこころがける。「私は~する」「私は別の案を考える」


2.自分のミッションステートメント(信条、理念)を書く

どんな人間になりたいのか?(人格)

何をしたいのか?(貢献、功績)


書き方、形式などは自由です。

例)誠意を持ちなおかつ強い決断力をもつ
  明日の仕事を今日計画する
  ユーモアを忘れない
  他人の忠告に耳を傾ける...等々

自分の人生におけるミッションを見いだし人生を方向付けるビジョンと価値観をつくり、それに従い目標を立てられる。

そして、その目標を目指し生きていくことができる。

④感想とまとめ

今回は第一の習慣「主体的である」第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」を紹介させていただきました。
僕自身も、ミッションステートメントを書くことによって、自分の人生の本当の目的に気づくことができました。
僕は「自分でビジネスをやってみたい」という目標
があり、それが人生の目標であると考えていました。
しかし、じっくり自分の人生のミッションステートメントを考えるなかで、自分の人生に根本的に求めているものは「幸せになること」であると気づきました。

もちろん自分でビジネスをやってみたいという気持ちはいまもあります。
しかし、そこはゴールでなく通過点であり、やはりゴールは最終的に幸せになること。そして今を大切にし今現在も幸せを感じていきることも大事と思いました。

皆さんもこの2つの行動プランを行い、より主体的で、終わりを思い描きながら生きていけるよう共に頑張りましょう。
また、この記事では1部抜粋させていただいているだけなので、より詳しく7つの習慣について知りたいかたは、本書を手に取ることをおすすめします。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

次回は第3、第4、第5の習慣をご紹介していきます。